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Lasermice Dyad Ensembles

120台のロボットと音楽家のライヴ&エキシビション

120台のロボットと2人の音楽家が共演。
機械と人間と自然が共生する未来を「音楽」に問う、
ロボットと踊るダンスフロアが誕生する。

アーティスト・菅野創による《Lasermice》(文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞)は、ホタルなど群生する生物に見られる「同期現象」に着想を得た、群ロボットのインスタレーション作品。今回は、120台のロボットへとアップデートした《Lasermice Dyad》の発表と同時に、音楽家たちがロボットとのジャムセッションに挑む、前代未聞のライブを披露する。

120台のロボットたちが互いにビートを刻むなかで、音楽家はいかなる演奏を繰り広げるのか。出演は、即興性とエレクトロニック・サウンドを融合し、自由自在に音を操るKUNIYUKI TAKAHASHIと、自然界のあらゆる音を創作のインスピレーションとする打楽器奏者のOLAibi。またイベントのキービジュアルはアニメーション監督の森本晃司が手がけている。

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《Lasermice Dyad》
これらロボットたちは、互いの発するレーザーの光に呼応すると床を打撃し、常に変化するリズムを生成する。その光景は、まるで゙野原で、鈴虫やカエルの合唱のごとく、ロボットたちが一体となって音楽を奏でているようにも見える。

前作の《Lasemice》では緑一色だったレーザー光が、本作では各ロボットが緑と赤の二色を発光する。 それぞれがレーザー光の色を見分けることができるため、二種に分かれての対戦などが可能となる。またこれまでの床の打撃に加えて、鈴と振動モータの追加によって二種類の音のアンサンブルへと発展。この二種の対戦ゲームは、SNS上などで社会問題化する二極化や分断のメタファーでもある一方で、本イベントの音楽によるアンサンブルは、異種間が共生しうる「生命の友愛的アルゴリズム」を探る試みでもある。ダンスフロアで異性に惹かれ合う瞬間のように、ロボットたちと共に踊る場を生み出すことで、人間と機械と自然、そして社会の分断を乗り越える、新たな視座を見出すことはできないだろうか?

 

菅野 創(アーティスト)
アーティスト。1984年生まれ。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科メディア表現専攻修了。2013年からベルリンを拠点に活動。テクノロジーの進化や変化がもたらす事物の本質的な変化に自覚的に、新しい視点をもたらすべく作品を制作する。主な作品に《SENSELESS DRAWING BOT》(yan02と共作、文化庁メディア芸術祭 新人賞受賞)、《Avatars》(yan02と共作、文化庁メディア芸術祭 優秀賞受賞)など。

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OLAibi 

ジャングルと化した森に移り住んだ音楽家。OLAibiは太鼓叩く、歌唄う、詩を描く。ルーツはモンゴルからシルクロードで日本へ。小さな頃から、アフリカのことを深く思い始める。 知らない言葉を知っている、知らない歌を知っている。そんなきっかけから西アフリカの太鼓を始める。そこから多国籍の音楽に携わる。2002年よりバンドOOIOOのドラマーとして国内外で活動する。その他にCMや映画音楽の制作、様々なコラボレーションライブなどを重ねる。4枚のソロアルバムを発売。2013年、長い東京暮らしを離れ、ある森の中に 住まいを移す。6000坪もの荒れ果てたジャングル。 少しずつ足の踏み場を作り小屋を建て、「HUT」と名付けた新たな制作と発表の場を構築していく。その後バンドを脱退し、2017年、レーベル「sunet」を立ち上げそんな音楽の小屋で作った音のCD「みみはわす」を発売。住む森の中の生き物の音を録りためてヴィンテージの電子楽器と融合させた。暗闇で耳をはわすと、聴こえてくる、無数の物語。音楽のみでは成り得ない、表現を目指し様々なショーや実験の場を発表してる。

 

 

 

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Kuniyuki Takahashi 

札幌を拠点に活動する Kuniyuki Takahashi。彼の音楽は、国境を問わず常に独特の世界観を持ち、世界各国のプロデューサー、DJ から高い評価を得ている。Joe Claussell 主宰[Natural Resource]から自身のホームタウンであり、札幌のクラブをトリビュートした「Precious Hall」、Mule Musiq よりシングル「Earth Beats」のほか、2006 年よりファーストアルバム「We are Together」から現在まで数々のアルバムをリリースし、各 DJ から圧倒的な支持を得た。国内のアーティストでは、サカナクションの楽曲「サンプル」を、また奄美島唄の唄者・朝崎郁恵や、アイヌの伝統歌を歌うグループ・マレウレウなどのremix を行う。2017 年 Newwave Project による新しいアルバムをリリース。近年はヨーロッパ、南アフリカ、ブラジル、メキシコ等含め国内外での live も精力的に行い、即興性とダンスミュージックを融合した独自のスタイルで live を行う。

 

 

■Program  [DAY-1]

▽Lasermice dyad Installation |展覧会

03.14.SAT / 12:00 – 17:00

 

▽Lasermice dyad Ensembles|ライブショー

03.14.SAT / 18:00 – 21:00


18:00-19:00

・kafuka (Opening DJ)

19:00-19:30

・OLAibi x Lasermice Dyad


19:40-20:20
・KUNIYUKI TAKAHASHI x Lasermice Dyad

 

20:30-20:50

・KUNIYUKI TAKAHASHI x OLAibi x Lasermice Dyad

▽Lasermice dyad Ensembles|アフタートーク

03.14.SAT /  21:00 – 22:00)

・菅野 創 (アーティスト)

・塚田有那 (Whole Universe / Bound Baw / 本展キュレーター)

・KUNIYUKI TAKAHASHI

・OLAibi

 

■Program [DAY 2]

 

▽Lasermice dyad Installation |展覧会

03.15.SUN / 12:00 – 17:00

 

▽Lasermice dyad Ensembles|トークショー

03.15.SUN / 18:00 – 20:00

・菅野 創 (アーティスト)

・塚田有那 (Whole Universe / Bound Baw / 本展キュレーター)

 

 

題 名: Lasermice Dyad Ensembles (レーザーマイス・ダイアド・アンサンブル)
日 程: 2020年3月14日 (土)・15日(日)
3/14日 (土)展示会 12:00-17:00 / LIVE 18:00-21:00 / トーク 21:00-22:00
3/15日 (日)展示会 12:00-17:00 / LIVE 18:00-20:00
会 場: CASE B / 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目16−26
料 金: 無料(申込不要)
※会場の定員が一定数に達した場合、入場制限を行う場合がございます。

 

 

塚田 有那(キュレーター)

アートサイエンスメディア「Bound Baw」編集長。一般社団法人Whole Universe代表理事。JST/RISTEX「人と情報のエコシステム(HITE)」のメディアプロデュースを手がける。著書『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『情報環世界』(共著、NTT出版)、編著に『20XX年の革命家になるにはースペキュラティヴ・デザインの授業』(著者 長谷川愛、ビー・エヌ・エヌ新社)ほか。大阪芸術大学アートサイエンス学科非常勤講師。
http://boundbaw.com/

主 催 :一般社団法人 Whole Universe

制 作 :坂本 麻人 (一般社団法人 Whole Universe) 
協 賛 :AlphaTheta 株式会社 / 株式会社メディアインテグレーション

協 力 : TAPES
会場協力:株式会社 THINK GREEN PRODUCE

助 成 :文化庁 令和元年度メディア芸術クリエイター育成支援事業